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法律で自賠責保険の強制加入制度が採用されているのはなぜか

便利さと危険さ

自動車は、ガソリンさえあれば、友達や家族と一緒に気軽にドライブに行けますし、トラックであれば大量の荷物を遠くまで運ぶこともできます。
自動車はとても便利で楽しい乗り物ですが、乗り方次第では、人に怪我をさせたり、場合によっては死に至らしめる凶器ともなります。

自動車に乗る人すべてが損害賠償責任を果たせるように

交通事故が起きてしまった場合、事故を起こしてしまった自動車運転者がその責任を負うことになりますが、この加害者にお金が無ければ被害者の損害は填補されません。その場合、加害者に損害賠償責任があると言っても、結局、実現できないものですから、この「損害賠償責任」は画に描いた餅にすぎません。
また、死亡事故の場合には加害者に億単位の損害賠償責任が発生する可能性もありますし、このような多額の賠償金を簡単に支払える人は多くはないと思います。自動車を運転する誰もがちょっとした気の緩みで多額の損害賠償責任を負わされる可能性があるのでは、恐ろしくて誰も自動車を運転しませんよね。誰も自動車を運転しない社会になると、国家的にも大きな損失です。
交通事故は起こらないのが1番ですが、人間が運転するものですから必ず運転ミスは出ますし、現在、自動ブレーキシステムの搭載等、科学技術による安全性が着々と向上しているとはいえ、残念なことに交通事故は不可避的に発生するものと言わざるを得ません。
第1次的には交通事故が起こってしまった場合に、少しでも被害者が金銭的賠償を受けることができるよう、また第2次的には、潜在的加害者である運転者の誰もが安心して自動車を運転することができるように、国が法律で、自動車を運転する者に保険に加入することを義務づけたのが自賠責保険です。

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